高校生の頃、岡山市内田舎のスーパーでレジのバイトをしていました。時給は750円で田舎にしては時給はいい方でした。バイトを始めたきっかけは、時給も良かったし将来、自分の欲しい車を買おうと思っていました。
あと、携帯代は自分で払いなさいと親との約束があったからです。家からは少し遠かったけど、3年間通いました。バイトを始めてたくさんの人と交流ができました。仲良くなった常連のおばちゃんからジュースをおごってもらったりしました。バイト仲間もたくさんできました。バイトの先輩から色んなことも教わりました。レジでこうやったら早くできるよ!とか。でも、流れ作業のレジはレシートが詰まってしまったりすると、もんくや苦情を言われて辛い事がありました。
品出しもキツかったですね。特に重たいペットボトルのお茶の箱を台車に乗せたりするのは女の私には体力仕事で大変でした。重たい物は、男性のバイトの方や社員の方に手伝ってもらいました。それと、スーパーのレジは土日は休めないし労働時間も長ったのでよく疲れて帰ってました。働いてみて社会のルールや年上の人との接し方、たくさんの事を学びました。そして、色んなお客さんもいるんだなぁ…と思いました。十人十色ってこのことなんだと思いました。
ミスしても優しく「いいよ。いいよ。」と言ってくれる人。逆に「何やってるの?ちゃんとやりなさいよ!」と怒ってくる人。あと、ビックリしたのは万引きした人がいたりしました。バイトの子か連絡なしで辞めっちゃたり。デメリットも多かったけど、私にとってはデメリットはそんなに気になりません。それより、お金を稼ぐのってこんなに大変なんだ!社会人になったらもっと大変なのかな。お父さん、お母さんの仕事はもっと大変なのかな。と実感しました。高校でバイトもしないで、遊んでいたらこんな貴重な経験も出来なかったと思います。
今の学生も仕事の大切さをもっと体験して欲しいです。最近は中学生でも職場体験があるみたいです。もっとそのような活動をしてもらいたいですね。高校3年間の短い期間のバイトでしたが、色んな人と話しふれあい貴重な3年間でした。高校生の経験を活かし、今の職場でも頑張って行こうと思っています。