飲食店のアルバイト面接がダメだった帰り道にあったお店に飛び込みで面接のお願いをし、
大学2年から4年までの間、世田谷桜新町でハンバーガーチェーン店のマクドナルドでアルバイトをしました。時給は850円スタートでしたので、周りと比べて安い方だったと思いますが
門限のある生活だったので、自分の都合の良い時間に働けるシフト制だったのがすごく自分に合っていました。
また、自宅の最寄駅ということも重要でした。当初は初めてのアルバイトで不安だらけでガチガチでしたが、マニュアルに沿って先輩方が丁寧に指導してくださり、仕事内容の理解もスムーズでした。
仕事の指導は基本的に先輩アルバイトの人が行います。高校生など年下だけど先輩という状況も多々あって、初めての環境だな、と感じていました。その時に、年下でも仕事の出来る人を尊敬し、学ぶという考え方が身についたように思います。その考え方はこれまでの仕事などにも役立ったと思います。
何回かの指導の後、初めてカウンターに立たせてもらった日の事は今も忘れません。お昼のピークで店の外までお客さんが溢れそうなくらい並んでいる状況。初日にしては過酷であり、一気に仕事をたたきこんだ一日となり、本当に労働の疲れを感じた日でした。
その後、半年も経てば一通りの仕事を覚えることが出来ました。仕事の一つ一つにチェックリストがあって、それをクリアしていく事が目に見える目標だったため、スムーズに進めることが出来たんだと思います。
最後の一年は責任のある立場で働かせてもらいました。店を開けたり閉めたりする事やレジの計算、クレーム対応など辛い業務も増えましたが、時給もそれなりに上がり、充実した毎日を送ることが出来ました。
また、同年代の仲間が多く、仕事以外でもご飯を食べに行ったり、お祭りに行ったり、旅行に行ったりするような仲間が出来ました。これは、そのアルバイトを辞めた今でも交流は続いています。そこでアルバイトをすることはお金を稼ぐ為でもありましたが、収入以上に信頼できる友達が増やせたことは、すごく大きな財産になりました。
大学生でレポートや課題などをこなしながら、自分のペースで働けて、いろいろな経験をさせてもらって本当に良かったと思います。